2015年1月22日

情報にお金を出さない時代 - 新聞・書籍・雑誌を買わなくなって

新聞(日刊紙)のWebニュースでの会員登録、あれなんとかならんのかと思うこと多々。
朝日新聞なんかは現在何文字が表示されていて、残りの本文が何文字かと表示されているのでまだ読み飛ばすかどうか判断できるけど、毎日新聞のように見出しだけだとなんだよそれは的なものがあります。

新聞を購読しないやつが悪い。
まさにそうなんですよね。新聞社だってWeb広告だけで儲かるわけないんですから、無料読者にはある程度の制約をという方向性はわかります。

学生の時から社会人になってから数年間は新聞を購読していましたが、それ以降は自分で新聞を購読するという習慣がなくなり、考えてみれば新聞を購読しない状態の方が長いんだなと気づいた次第。

実家では今でも新聞を購読しているので、長期連休で帰省した際は新聞をじっくり読むこともあるんですが、やはり一過性の情報としてのニュース記事はInternetの方が早いし、そこから検索してという新聞記事から連想してのニュースの深掘りができて便利。(そういう使い方を長く続けているからなんでしょうが)
とはいえ、特集記事などはやはり紙面が勝っていて、Web版だけが新聞紙面じゃないってことを痛感したりします(とはいえ、そういう記事は少ない!)。

新聞を購読しても良いんだが、絶対にあれが毎日届いてもちゃんと読めないだろうなという確信があってやはり購読はやーめたってことになってしまっています。


新聞は上記の通りですが、他にも活字つながりで、書籍、雑誌を買う量も大きく減っています。

書籍の場合、たいていは公立図書館で済ませるようにしていること、置いてない書籍でもリクエストをすれば結構な割合で図書館で蔵書としてくれることもあり、図書館依存度は高いです。
書籍の場合、読んだ後の片付けやら処分が面倒(本を捨てることができない人です)、読み終わってない「積読」状態の本は処分するわけにもいかずと、これがまた大変。
そんなわけで本は極力借りて済ますという方向になっています。
これは私だけじゃないようで、版元にとっては頭の痛い問題なようです。

図書館と書店のコラボが始まる
http://biz.bcnranking.jp/article/serial/eye/1411/141113_137952.html
2002年、書店での書籍販売数は7億3900万冊。それに対して、公共・学校図書館の貸出冊数は5億5700万冊だった。書店での販売が図書館の貸出冊数を上回っていたが、それは2009年に逆転してしまう。その後2012年には、書店販売数が6億8700万冊、図書館の貸出冊数が7億4400万冊となり、その差は年を追うごとに広がっている。

私の場合、利用するのは地方の図書館ですから、人気作品だからといって同じ本を何冊も蔵書にするようなことはなく、一冊の本を予約して待つしかないのですが、都区内の図書館だとリクエストの多い本は10冊とか蔵書してたりしてそれでも予約が100人待ちとかだったりしますから、ヘビーな図書館利用者というのはかなり多いかなと。(東京都区内の図書館は一つの区にたくさんの図書館があるのでそういう運用も可能なんでしょうけど、私の住む地方都市では市に一つの図書館だけという状態ですからかなりの格差があります)

#実際の話、私はこういうベストセラー小説などを読まないんで関係しないんですけどもね。

電子書籍というものもあるけれど、私が読みたいような本はなかなか電子化されてなかったりということもあり、こちらは様子見が続いています。
(図書館で借りることができるなら、買うまでもないかという感じ。何度も借りて結局買った本というのもあるんですけど、それは少数)


雑誌の場合、現時点で定期購読しているものが三誌。
以前はもっとたくさんあったのですが、毎月必ず買っていた雑誌が「休刊」という名の廃刊になり、残ったのがこれだけというのが現状。
これは以前も書いてますね。

ことば - 「出版不況」 そういや買う雑誌が激減してる。現在買ってる雑誌と過去に買っていた雑誌
http://tiiduka.blogspot.com/2014/08/blog-post.html

毎月1000円の会員制Webサイト、有料メールマガジンというものもあり、気になっているものもいくつかあるのですが、紙媒体だった頃には「月に1000円」は「普通」だったけれど、電子媒体になると「高いっ」となるのはなんでなんでしょうかね。私だけでしょうか?

このあたり、音楽の聴き方(定額制の配信サービス)と同様に頭の切り替えが必要になるように思います。

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