2013年11月25日

Winampの終了とiTunes、そしてSONY

AV Watch - メディアプレーヤー「Winamp」が15年の歴史にピリオド。12月20日配布終了
http://av.watch.impress.co.jp/docs/news/20131121_624551.html
NullsoftのWindows用メディアプレーヤーソフト「Winamp Media Player」のダウンロード提供が、12月20日に終了することが、Winampのダウンロードサイトで明らかになった。現在は最新版のVer.5.66が公開されているが、12月20日より後はダウンロードできなくなり、関連のWebサービスも終了する。

自宅でWindowsOSを使ってた頃、iTunesがまだ出ていなかった頃に使っていたソフトなので随分前にお世話になりました、というソフトですが、12月20日までの公開で終了とのこと。
一時代をと言ったら大げさかもしれませんが、使ったことあるって人は結構多いんじゃないかと。
主流が「フィジカルメディア」から「データ」になっても消えるものは消えるということですか。

Winamp - Winamp Media Player - MP3, Video, and Music Player
http://www.winamp.com


Winamp - Winamp Media Player - MP3、ビデオ、および音楽向けの無料プレーヤー
http://www.winamp.com/media-player/japanese

Winamp - Wikipedia
http://ja.wikipedia.org/wiki/Winamp
Winamp(ウィンアンプ、ウィナンプ)はNullsoft(現在はAOLの一部門)に所属するイタリア人天才プログラマールビナッチ・ジャンルーカが1997年に開発した、Windows用のメディアプレーヤー。フリーウェア版とシェアウェアのプロ版がある。フリーウェア版ではMP3フォーマットへのエンコードや音楽CDからのリッピング速度などに一定の制限が加えられているが、再生機能部分に関しては同一である。Winampの意味は、Windowsの、amplifier(アンプ)である。Windows 9x系のサポートはバージョン5.35までで終了。
AOLがNetscapeを買収したり、ワーナー(タイム・ワーナー)を買収したりと、世の中がITバブルだったミレニアムな頃。
ある意味、AOLを「舞台」にした映画、「ユー・ガット・メール」(もちろん配給はワーナーブラザーズ)の公開も1998年。もう15年も前なんですね。(ハンドルネームを使ったメールを使ってなんて時代じゃないですもんね。Facebookだと基本実名で写真もたくさんで映画が成り立たない時代になってます)


その後、21世紀に入ったと同時にAppleからiTunesがリリース(2001年1月に最初のMacOS版がリリース)され、その後はiTunesに接続して使える iPod という商品を発売してというのは記憶に新しいところ。
(あくまでも iTunes が先で、自分の iTunesライブラリの一部を持ち出すための機器が iPod という関係なんです)

MacOS用だけのアプリケーションソフトでしたが、Windows版もリリースされ、iPodが大ヒット。その後も iPhone、その後の iPad の登場でますます普及が進んでいるように思います。
(iOS機器だとiTunesを介さずに使うこともできるけど、iTunesはまだ「デジタル・ハブ」としての機能を有することもあって、まだまだバージョンアップが続きそうです)

日本のSONYはというと、またまた迷走中。ちょうど一年前にSonicStageCPの配布を酒量してx-アプリに統一したと思ったら、Media Goがリリースされて、またまた混在中。
http://mora.jp/help/player

「iTunesからのDrag&Dropに対応してるから」という理由でMacOSに対応しない姿勢も相変わらず。
(まぁWindows版ですら「混乱」してるんだからMac版出さなくて正解かもしれませんが)


製品に付随するものはサポートという宿命もあるからある程度はサポートせざるを得ないけれど、会社が存続していてもサポート期間が終了したら終わりという(SonicStageのような)ソフトもあるし、商売に結びつかないから終了という商用ソフトもある。資本主義なんだから仕方が無いんですけど、モノとして残らない分、さびしく感じます。

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