2013年7月23日

iMac(mid 2007) + OS X 10.8 を一週間使ってみて

旧型の iMac(mid 2007) に OS X Mountain Lionを入れて一週間ちょっと経過したので、気付いたことなどを。

iMacの構成は以下の通り。



MacOS X 10.6.8 (Snow Leopard) から OS X 10.8.4 (Mountain Lion) にバージョンアップした結果です。
従来の環境に上書きでインストールしています。(クリーンインストールすればまた違う結果になったかもしれないけど、さすがに面倒)


良くなったこと
  • iCloudを利用できるようになりました。iPod Touch(第四世代)と同期できるようになりました。
  • 極端な高負荷状態でもOSが落ちなくなりました。以前はOSが落ち(カーネルパニック)、電源スイッチの長押しで強制的に電源を落とさなければならなかったんですが、いまのところ「あの黒い画面」は出ていません。
  • 10.7 (Lion)以降にのみ対応のアプリケーションソフトが使えるようになりました。Skitchは古いバージョンのままだったりしたんですが、最新版を使えるようになりました。特にTwitterクライアントのEchofonはTwitter側の仕様変更で最新版じゃないと使えない状態だっただけにまた使えるようになって助かりました。

困ったこと
  • Intelコードのアプリケーションソフトなのに動かないものがいくつか。オーディオ入出力の管理に重宝していたSoundSourceというソフトが非対応でした。AudioSwitcherという同様のソフトを使うことで対処していますが、SoundSourceの方が機能が上なんで参りました。
  • 上書きのせいか「二重に起動する」ソフトがいくつか。起動時に実行するソフトで出てきた現象で、Sophos Anti-Virusがそうだったんですが、メニューバーにアイコンが2つ並ぶという状態。一旦アンインストールして最新版をダウンロードしてインストール。これで2つアイコンが並ぶ現象は解決しました。
  • 全体的に遅い。これはマシンスペックのせいですね。Leopard→Snow Leopardでは軽くなる方向でのバージョンアップでしたが、Snow Leopardの軽快さが失われ、もたつく感じが常時。新しい速いMacを使えということなんでしょうが。

SoundSourceを起動するとこの画面。


すでに開発終了なんで、現在はダウンロードもできなくなってます。

動かなくなったPowerPCコードのアプリケーションが結構あったのでそれもゴミ箱行きに。iMac G4おときから上書き、移行、上書きで過ごしてきたからこの際にということでアプリケーションフォルダの整理をする羽目に。


これを書いている状態で2日間連続で動かしている状態です。
Time Machineの処理が終わらないからスリープ無しでずーっと動かしてます。


メモリの利用状況はこんな感じ。


実メモリの利用が減って「空き」の量が以前に比べ増えています。
その分、仮想メモリをガンガン使うようです。(赤枠で囲った部分)

#この段追記
Time Machineの処理が終わったので再起動した直後の状態はこの通り。
スワップ使用領域が76.8MBと、上の2日間稼働した状態の5.18GBと比較すると小さい状態です。やはり使っているとどんどん仮想メモリを使いまくるようです。




メモリは4GB(一応これが最大なんですけど)しか積んでないこともあって、余計に仮想メモリのお世話になることになってます。
仮想メモリをどんどん使うものだから、非力なMac、遅いストレージだと「待ち」が増えるってことですね。


実メモリをたっぷり積んでも「空き」を増やす傾向なんじゃないかと思います。
キビキビ感に効いてくる部分なので、Appleの Fusion Drive が好評なのにも納得です。
(Fusion DriveはSSDとHDDを1つのドライブとして扱うもの)

で、一番戸惑っているのは新しいiTunesだったりします。
iTunes Storeでしか買わないって人であれば問題無いんでしょうが、アートワークの管理がほんと面倒!


一応、この iMac(mid 2007) は、次のOS (OS X 10.9 Mavericks) に対応しているみたいですけど、仕事で使っているならRosettaが存在するSnow Leopardのままにしておいた方が良いかと思います。

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