2012年3月21日

アクティブスピーカ TIMEDOMAIN mini

以前から興味はあったものの、なかなか試聴する機会も無く「そのうち」と思っているものが結構あるのですが、その中の一つ、「タイムドメイン」のスピーカを購入しました。
TIMEDOMAIN mini というアンプ内蔵のアクティブスピーカです。

富士通PCのバンドル版は何度か見たことがあるのですが、見た目は同じようだけど中身は違っているとか、海外販社向けのモデルも同様で中身は別みたいなことを聞いて、使うんだったらオリジナルだろうと思っていました。

たまたま中古で見かけたのが5千円台。これだけで十分安いんですが、外装もそこそこ綺麗でACアダプタや取説も付属というものでした。(箱などは無し)

実機でちゃんと聴いたことが無かったので、Internet上の情報や想像でこういう音だろうと思っていましたが、実際にもその通りで、熱心な愛好者が存在するのもよくわかります。

ユニットの口径はほんと小さくて大丈夫って感じだし、独特のデザインも華奢なんじゃないのかな?などと思えるもの。
右チャンネル側にアンプが入っていて、電源スイッチ(プッシュスイッチ)とボリュームが付いているだけ。ケーブルは左側スピーカからはRCAジャック、右側のスピーカからは3.5mmミニステレオジャックのケーブルが付いているだけ。これに付属のACアダプタを接続するだけという「よくあるアクティブスピーカ」と同じ構成です。

使われているケーブルは細めのもの。先入観からこれで大丈夫なのかな?もうちょっとしっかりしたものを使ったほうがいいんじゃないの?などと思ってしまいますが、それなりの理由があっての採用のようです。

ごく普通にポータブルCDプレイヤーのラインアウトと接続してテーブルの上にタイムドメインminiを設置。暫定の設置で左右の距離が取れなかったので左右は20cmほど離し、若干外側に向けての配置としました。

この状態で動作確認をし、左右からきちんと音が出ていること、ノイズ(電源由来のもの含め)をチェック。問題無かったのでいくつかCDを再生してみました。
  • Caetano Valoso & David Byrne - "Live at Carnegie Hall" 最近届いたCDでアコースティックのライブ音源。ラテン系の音楽でTalking Headsの曲も演奏されてるんで楽しめます。ブラジル音楽ってどこから聞いたら良いのかわかんない人にも最適かなと思います。ブラジル音楽のことなんか知らないって人がほとんどのUS向けなんですが、ブラジル音楽がある程度浸透している日本では違和感無いかと。
  • 小泉今日子 - "コラボレーキョン" 2011年リリースのアルバム。いろんな方との共演曲を収録したアルバムなんですが、小泉今日子がお母さんとして歌ってる曲があったりしてなかなか意味深。共演者は高野寛、細野晴臣、FPM、久保田利伸などなどで全14曲。





音量を上げなくても「音の通りが良い」のが印象的。自然なバランス。
音楽を再生しながらの「ながら作業」に向いているかと思ったら、心地よくて眠ってしまうという副作用がありました。これは大きな誤算。

BOSE製品の「低域大盛り」に比べればすっきりした低域なので、この点を不満に感じる方がいるかもしれないけど、自然な音という基準であればこっちが正解だと思います。

右ch用スピーカの音量を12時まで回せば大音量。夜中であれば9時方向で良さそう。
ある程度まで音量を上げると飽和します。その時は大音量すぎなんですけどね。

ギャングエラー、ガリオームは無くて安心しました。(ヘッドフォンみたいにギャングエラーにシビアじゃないというのもありますが)




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