2011年7月14日

デジタルアンプ S.M.S.L. SA-S1 (3) 能率の低いスピーカと組み合わせ

茶の間に設置しているオーディオ機器は震災以降そのままになってまして、デジタルアンプ SA-S1をそっちで使おうかと思っています。


棚はIKEAのEXPEDITシリーズの自己補強版。
横置きにして中にアナログ盤(レコード)を収納していたんですが、3月11日の震災で棚が崩壊。補強してなんとか使ってます。(IKEAの組立て家具って見た目は頑丈そうなんですが結構脆いです)

スピーカはケンウッドのLS-7PROというAvinoシリーズのスピーカ。1997年発売のAvino PRO−7というレシーバー、CDプレイヤー、スピーカの組み合わせでも売られていたモデルです。(Avino PRO-7セットだと9.6万+税という値段でした)

で、このスピーカ、能率が低いんです。
出力音圧レベルが「83dB/Wat1m」です。(最近のスピーカはたいてい能率が低いので、極端に低いというわけでもないんですけど・・・)


再生機器はiPodでDock端子からラインアウトを出し、SA-S1に。SA-S1からLS-7PROという接続です。

能率が低いこともあって、音量を10時位にしても大音量にはなりません。(Bカーブのボリュームなんで結構な音量が出てもいいはずなんですが)
いつも使っているFostex FE103Eのフルレンジスピーカでは10時位でもう勘弁というぐらいの音量なのでやはり能率の違いが大きいなと。

で、Bカーブのボリュームですが、能率の低いスピーカと組み合わせて使う分には問題ないですね。
Aカーブの方が実際の聴感に合うんですが、能率の低いスピーカの場合、10時以降の部分を使うことになるので使用上問題無い感じ。
もしかして能率の低いスピーカと組み合わせることを想定してのBカーブ?なんてことを考えてしまいました。

左がBカーブ(SA-S1に付いているのは3B)、右がAカーブの特性です。


http://www.alps.com/WebObjects/catalog.woa/J/PDF/Potentiometer/RV_RESISTANCE.PDF




KENWOOD LS-7PROは「リニアム型ツイータ」を採用というのが一番の特色かと思います。
リボン型ツイータの一種だったと思います。

KENWOODのWebにあった製品情報を以下に引用します。

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トータルで高次元の小音量高音質再生を実現したリニアム型ツィーター採用の2ウェイスピーカー。
LS-7PRO
2ウェイ・スピーカーシステム
標準価格30,000円(税別・2本1組)
防磁対応(EIAJ)

自然な音質を実現した新開発リニアム型ツィーター。
振動限界能力が高く、リニアリティに優れた新開発のリニアム型ツィーター。中高音域の分解能力に優れ、細やかなニュアンスまで表現。至近距離再生時に自然な音で音楽を再現します。


アルミダイキャスト・ホーン、UDレイアウトを採用。
高い効率で音を送りだすアルミダイキャスト・ホーンとウーファーとツィーターからの音波が耳へ到達する時間を同時にしたUDレイアウトを採用。

ユニットを活かす高音質ネットワーク。
優れたスピーカーユニットを充分に活かすため、コイル、コンデンサーをできるだけシンプル化しました。


伝送ロスを低減するバナナプラグ対応スピーカー端子を装備。

その他の特長
・高音質スピーカーケーブル付属

SPECIFICATIONS

形式:12cm2ウェイ2スピーカーシステム
エンクロージャー:バスレフ方式
使用スピーカー:12cmコーン型ウーファー、リニアム型ツィーター
最大入力:40W
定格入力:20W
インピーダンス:6Ω
再生周波数帯域:45Hz〜20,000kHz
出力音圧レベル:83dB/Wat1m
クロスオーバー:2,500Hz
最大外形寸法:180(W) X 301(H) X 262.5(D)mm
質量(重量)4.6kg(1本)
防磁設計(EIAJ)
付属スピーカーケーブル:1本の芯の径寸法/Φ0.18mm、芯数/105本、LC-OFCコード(接続方向マーク入)

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