2011年5月21日

元ちとせの「洋楽カバー」

元ちとせというミュージシャンの熱心なファンというわけではありませんが、彼女がリリースするシングルにカバー曲が結構あり、その解釈になるほどと思いつつ、シングルCDを買って楽しんでいます。



曲選びのセンスが良いと思うのですよ。
元ちとせのオリジナル曲だと思っている人がいてもおかしくないかなと。

2001年リリースの "Hajime Chitose" では、すべてカバーなんですがこんな感じ。1、3、4、6の4曲が「洋楽カバー」です。(Wikipediaより
  1. Birthday(Sugarcubes
  2. 名前のない鳥(山崎まさよし)
  3. Sweet Janeルー・リード
  4. Little Wing(ジミ・ヘンドリックス
  5. 冬のサナトリウム(あがた森魚)
  6. Home Again(キャロル・キング

1はビョークのいたバンド、シュガーキューブス。オリジナルに近い雰囲気ですね。声の張り上げ方が似てるんだなと気付きました。

3はヴェルヴェット・アンダーグラウンドのルー・リードの曲。有名な曲なのでカバーも多く、私が持っているCDだと、Mott The Hoople や Cowboy Junkies のカバーも確認。Cowboy Junkiesっぽいカバーでもあるけど元ちとせならではのカバーという感じ。

4はジミヘンですね。この曲もカバーが多く、ストレートにオリジナルの Jimi Hendrix っぽく歌うのか、Stingのような解釈を入れるのかで雰囲気が変わってくると思うのですが、自分の持ち歌のような感じで歌ってます。

6はキャロル・キングの代表作 "Tapestry" の収録曲。オリジナルに近い感じなんだけど歌唱はやっぱり元ちとせ。

この "Hajime Chitose" というミニアルバム、中古での入手性も良いのでお薦めです。

以下は所有しているシングルに収録されている「洋楽カバー」です。

2枚目のシングル「君ヲ想フ」では、ジョニ・ミッチェルの "Blue" を収録。

4枚目のシングル「千の夜と千の昼」では、シンディ・ローパーの "True Colors" を収録。

6枚目のシングル「語り継ぐこと」では、ビートルズのというか、ジョン・レノンの "Happiness is a Warm Gun"(Lennon/McCartney)を収録。

7枚目のシングル「春のかたみ」では、フェアーグラウンド・アトラクションの "Perfect" を収録。

どのカバーも普段から彼女が好きで歌っているんだろうな、と思う出来です。
どうもオリジナル曲には反応せず、「洋楽カバー」にだけ反応しちゃってますが、良いものは良いです。





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