2010年12月31日

ファイナルオーディオデザイン PIANO FORTE ヘッドフォンブック2011付録

久々のイヤフォンです。
すでに話題の「ヘッドフォンブック2011」の付録のイヤフォンです。


EOS Kiss X3 + EF50mmF2.5(Macro)
ゴミがついてた!と気付いたのが遅く、修正無しでそのまま。


イヤフォン目当てで買ったというわけでもなく、ヘッドフォンブックは毎年購入してたので惰性で買ったわけですが、今年のヘッドフォンブックは今までに無かった付録あり。

音はいろんな方がレビューされているので今さらではありますが、私の感想を。
見た目は黄色がアクセントになっていて、AKGのK12Pに似た印象。

オープンタイプのイヤフォンなんですが、カナル型みたいな音の出口。
昔からこのタイプのイヤフォンがありまして、SONYやJVCだと現行品ですね。

SONY MDR-ED31LPは使っていたことがありますが、耳への装着感もよく良い印象がありました。



耳への密着性を高めるベースエキサイトチップを採用。先の長いイヤーチップがより深く耳の中に入り、重低音を逃さず耳に伝えます。フィット感が良く、耳からはずれにくい形状です

JVC HP-F107


パワフルな重低音再生が楽しめる「BASSブーストイヤーピース」採用


低域を高めるダクト形状の新開発「BASSブーストイヤーピース」により、迫力の重低音を再生します。また、耳から外れにくく耳穴にフィットする形状を採用し、快適な装着感で楽しめます。

どちらも「低音のための形状」になっています。ホーン部はどちらも柔らかい材質。

PIANO FORTEでは「ホーン型スピーカーの濃密でリアリティのある音質を実現」「イヤフォンでは難しかった空間表現を実現。ライブ音源をリアルに再生」と記載があり、「低音のため」ではなく音場感のためのようです。材質もプラスチックそのまま。

現状ではカナル型が主流ですから、「オープンイヤー=iPodの付属品」という印象が強いのかもしれませんね。
現行品のそんなに高くないモデルでも良いものがいろいろあるので、以前も書いたDR-E931LPはおすすめしたいところです。

さて、本題。
今回のPIANO FORTEですが、微妙だなぁと思います。良く言えば『優しい音』。

デザイン
装着方法をいろいろ試していると耳穴が痛くなる(ホーン部が固いため)というのは如何なものかと思います。
深めや浅めに装着したり、ノズル(ホーン)の向きを工夫していたら耳穴が痛くなります。

ケーブルは細め。MDR-E931LPのように布巻になっているわけでもなく、普通のケーブル。ちょっと細いかな。

音質面
「音楽をBGMとしてではなく、対峙して聴く大人と演奏家のための音」というのはちょっと言い過ぎかなと思います。
音楽では1970年代の荒井由美には合う感じだけど、宇多田ヒカルのには合わないなと思いました。
「BGMとしてではなく」とあるけど、BGM向きだなとも。


かなり酷評しちゃってますが、これおまけだから許せるけど店頭で試聴したらきっと見送っていたと思います。
もっと良いオープンタイプのイヤフォンはいくらでもありますよ。






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