2010年2月22日

ポータブルCDプレイヤーの現状

過去の製品をあれこれ掲載してますが、今回は現行製品はどうなっているのか?ということと過去製品を選ぶときのポイントについてまとめてみました。

Panasonicは現在ポータブルCDプレイヤーを販売していません。すべて生産終了になってます。
http://panasonic.jp/products.html

SONYは上級機と入門機の計3機種のみ。
http://www.sony.jp/walkman/lineup/cd/

D-EJ002は入門機。シンプル操作云々とありますが、リモコン付きで4980円というのが安いかなという程度。
D-NE730は上位機でD-NE-830との違いは外観のみです。

生産完了モデルとして、ラジオ付きのDF-FJ787、D-NE20、D−NE920も掲載されていますが、店頭にどれだけ残っているのかはわかりません。
(ここ半年見かけてません)

ジャスコなどのスーパーで聞いたことないぞというブランドの製品も扱っているので実際には選択肢はもう少しありますが、入手確実なのは家電量販店でのみ扱っているMATRIC(コジマ)とFISHIER(ヤマダ)ぐらいでしょうか。

MATRICは以前紹介していますが、PCD-2008という機種が現行品です。

FISHERは未入手ですが、Line Outが付いていてリモコン無しというモデルです。
(FISHER三洋の海外向けブランド)

MATRICはコジマで3.5k円程度、FISHERはヤマダで4k円程度で購入できます。

先日、Twitter上で「議論」していたんですが、

・DAP(Digital Audio Player)の音をよくするためにあれこれするより、ポータブルCDプレイヤーを持ち歩いた方がいいんじゃないか?
・長期間の「滞在」とかだとDAPはやっぱり便利だよね
・たくさんの曲を持ち運ぶことができると言っても移動時間は2〜3時間だったらCD数枚
・一度はちゃんとした音が出るポータブルCDプレイヤーも体験して欲しい

キーワードとしては、
「単3電池2本か4本のモデル」の「アナログアンプ」
「アナログボリューム」
「音飛び防止が非圧縮の短時間のもの」
「音量制限機能を切れるもの」
という感じで、現行品より過去製品、中古で入手するのが良いねという結論に。

ガム電池も高価&入手難で、エネループのような最新技術を使った二次充電地ではないことから通常の単3電池だとエネループを使うと長持ちかつ経済的です。

音飛び防止はSONYの場合、ESP、G-PROTECTION-1というのが非圧縮、G-PROTECTION-2というのが圧縮という見分け方になります。
(CD本来の音で聴くには、G-PROTECTIONは必ず1に)

音量制限はSONYだとAVLSという名称で難聴対策として付与された機能なのですが、音質的にはマイナス。どこか隠れた場所にON/OFFできるスイッチがあるはずなのですが、無いものもあるかもしれません。

でも移動中に音飛びするのが嫌という方には、音飛び防止機能を圧縮/非圧縮で切り替えることができるモデルもあるので、そういうのを選んだほうが良いと思います。
(SONYのG-PROTECTIONの1と2のように)

光出力が付いていると外部DACに接続してという使い方ができますし、LineOutが付いていると音飛び防止などの機能を無効にして出力してくれる場合があるのでお奨めします。

2 件のコメント:

  1. どうもこんばんは。いつも楽しく拝見しています。

    現行PCDPについて海外のSONYやPanasonicも調べてみたのですが、日本と同じラインナップのようでした。
    新機種発売を切に願っている私ですが、今は現行機種を一日でも長く作り続けてほしいと考えています。

    最近は中古流通在庫も少なくなってきているような感じで個人的には不安でなりません。

    音質どうこう以前にCDというメディアを聴くポータブル機が無くなってしまう事だけは避けて欲しいものですね。

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  2. コメントありがとうございます。
    iPodなどはPC環境が無いと使えないので、携帯型でCDを直接再生できるものが絶滅しそうというのが不思議なんですよね。
    後継機種作ってほしいですね。

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