2010年11月10日

デジタルアンプ S.M.S.L. SA-36 (1) 到着(外観と分解方法)

昨日のToppingのアンプ紹介でもちょっと書きましたが、デジタルアンプを購入しました。
購入したのは、S.M.S.L SA-36 という、TA2020を使った小型アンプです。
ここで売っているのと同じものです。http://p41audio.com/?pid=20484792

今日届いて早速セッティング。音は出ました。
見た感じは良いですね。アルミのフロントパネルが分厚いのでなかなか。
今回は分解方法と使う上での注意事項をまとめました。


似たようなサイズの、Styleaudio CARAT-PERIDOTを重ねてみました。
高さ方向はSA-36の方がありますけど、似たようなサイズ。
フロントパネルの分厚さがよくわかるかと思います。



分解するには、フロントパネルから外していきます。
まとめるとこの順番です。組立て時はこの逆で。

  1. ボリュームノブ(つまみ)を外す。(まっすぐ引っ張る)
  2. ボリューム軸のナットを外す。(10mmのレンチ)
  3. フロント四隅のボルトを外す。(2.5mmの六角レンチ)※基板を抜くだけだったら不要
  4. フロントパネルを外す。※基板を抜くだけだったら不要
  5. リアパネル四隅のボルトを外す。(プラスドライバー)
  6. リアパネルを後ろに引っ張ると基板ごと出てくる

さて、分解写真編。
最初のボリュームノブからびっくり要素がありました。
なんか抜けにくいなと思ったら、こんな状態。



ノブの内側に溝が切ってあるのかと思ったら溝無しでした。
ボリューム軸にマスキングテープを巻いてはめ込んであるというテクニック。ま、こんなもんでしょう。

続いてボリューム軸のナットを外し、四隅のボルトを外します。2.5mmの六角レンチを使います。


使われていたボルトですが、いかにも粗悪品なので交換することにします。
(ケース側のタップをやり直したいけどそこは我慢)


フロントパネルの加工。切削加工ですね。粗い加工だけどま、気にならない、気にしない。



深さを確認。


大きくばらつくということは無いようです。(NCフライスでやってるんだろうから、バラツキがあっても困りますが)


手持ちのステンレスのボルトに交換してみました。
見た目はたいして変わらないですね。ねじ山をなめないための用心なのでこれでいいんですけど。


電源スイッチ下の青色LEDはかなり眩しいです。
組立ての際にLEDを奥に引っ込ませましたが、それでも眩しい。
抵抗値を大きくするか色を変えるかしたいところ。(なぜにこうも眩しく作るのだろうか)

背面の端子
右端はDCジャック。内径2.1mmかと思ったら2.5mmで、変換ケーブルを作って対応。
スピーカ端子は大きくてしっかりした感じのもの。太いケーブルも使えるようになっていますが、間隔が狭いので実際に使うとショートしそう。(その前に本体が持ち上がってしまうか)
端子の材質が脆そうだし、端子間が狭いのでバナナプラグを使うことにしました。


なにかのときにもらったスピーカケーブルとバナナプラグ(オーディオテクニカ AT6302)。
ショート防止のカバーがうれしいです。
RCAピンケーブルはカナレのものなので太め。ということで結構窮屈になってます。


細めのスピーカケーブルを使うとしてもショートする可能性があるので注意した方が良いと思います。
(電源を切ってから配線をいじることを守れば大丈夫だとは思いますが、芯線がはみ出ていてショートという可能性はあるかなと)
不安な方は安いバナナプラグにしちゃった方がいいです。その時はケーブルが直角になるものではなく、写真のようにストレートになるものがお勧め。

ハンダを使わないタイプのだとお手軽で良いです。

AT6301はボルト留め式
http://www.audio-technica.co.jp/products/cables/plug/at6301.html
AT6302はねじ込み式
http://www.audio-technica.co.jp/products/cables/plug/at6302.html
AT6303、AT6304は直角になるタイプ (このあたりからアンプ価格を超えます)
http://www.audio-technica.co.jp/products/cables/plug/at6303.html
http://www.audio-technica.co.jp/products/cables/plug/at6304.html

続きます





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